Calina



トヨタカリーナGT-TR(TA63)です。
このモデルが後輪駆動の最終版でした。
エンジンは3TG-TEUと言う1800ccのツインカムターボで馬力は160PSを発生していました。
同じ3TG-TEUを搭載しているGT-Tと言うグレードもありましたが、そちらはパワーステアリング、パワーウインドウが付いて無くLSDも確か標準ではなかったと記憶しています、内装も違ったよな・・・確か。

KOBAが乗っていた4ドアの他にクーペタイプの3ドアも存在していました。
3TG-TEUは4気筒ですが、気筒あたり2本のプラグを使用していましたので交換時は通常の倍の費用がかかりました(笑)
又、トヨタが参加していたWRCのホモロゲーションの関係で排気量を数十cc少なくした4TG-TEUと言うエンジンも存在していました。
(ターボ付車とターボ無し車の馬力落差を少なくする為ターボ付車は排気量に一定の係数をかけた数値を排気量と見なしていました。3TG-TEUはそのままで係数をかけるとわずか数十ccの為に一つ上のランクになってしまい不利になるので排気量の少ない4TG-TEUを作ったのです)

ターボがかかってからのエンジンは非常に元気で高速走行もあまり不満はありませんでしたが、一度高速でこっちが頑張って走っているその横を2.8リッターのソアラが苦もなく抜いていった時はさすがに悔しかったですね(笑)
その記憶が後にスープラを購入させる要因の一つだったのかもしれません(汗)
この頃KOBAは山道等に走りには行かなかったので、特に手を入れてはいませんでしたが、スピードリミッターは解除していました。
リミッター解除は簡単で、メーターをバラして180km/Hの表示の所に出ている針の様なスイッチを切断するだけ。
それでも190Km/H位しか出なかったですけど(笑)
それ以外にはヘッドライトをシビエに交換してフォグランプを付けた位です。

写真でもおわかりの様に良くスキーに行きましたので、4人楽に乗れて荷物も積め、LSDで雪道も不安なく走れる良い車でした。

この車はその後沖縄の知人の手に渡り、そこで廃車になるまで使われていました。

後にm.c.garageINAHASHIのmasterから同じ方の白を譲ってもらいしばらく乗っていたのですが、そちらはエンジン、足回り、マフラー等に手が入れてある車で走り屋さん仕様でしたが、それはそれでおもしろい車でした。











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